誰かが言いました。ピストにはCONTINENTAL GATORSKINだと。
初めて履いたときは、スムーズな走りと、程よい粘着性に「タイヤでこんなに変わるもんなんだ、、」と感動さえしたものでした。
その感覚を疑う余地もなく、ロードにも履かせていましたが、少々不満もありました。
例えば、市内の道路でも、目の細かいアスファルトだと最高に気持ちの良い走りができるのですが、少し目の粗いアスファルトになると、途端に抵抗感があり、その微振動はダイレクトに手に足に伝わってきていました。
ただそれでも、こんなもんなんだろうと思っていたのです。。
そう、このタイヤを履くまでは。
パナレーサー グラベルキング 砂利の王です。どどん。
京都に行く際に必ず通る、淀川CR。舗装はしてありますが、はっきりいって、あまり良い道ではありません。
砂利の王を試すにはうってつけです。
早速試走を兼ねて、走ってきましたが、その威力は絶大でした。
この微妙に掘られたヤスリ柄の溝の効果でしょうか。
粗い舗装の振動をほどよく吸収しているのが感じられ、そのスムーズな走りは「タイヤでこんなに変わるもんなんだ、、」と以前ゲーターで感じた感動をまた違う意味で味わうことができました。
そしてもう一点、特筆すべきは、26Cにして、23Cのゲーターとほとんど同じ重量240gなのです。
目の細かい舗装路では、さすがにゲーターのほうが上ですが、実際、そんなにきれいな舗装路なんて、大阪市内でもほとんどないのが実状です。
パナレーサー グラベルキング、週末に郊外まで走るライダーだけではなく、市内を走るライダーにもぴったりのタイヤだと思います。