いよいよフレームの剥離作業ですが、ついているパーツを外すのにかなり手間取ってしまいました。
特にBB右のネジが固くて取れない。専用の道具があれば一発なのでしょうが、スパナでは何度もなめそうになり大変でした。
仕方なく、ズレ防止の当て木を作って、パイプ(鯉のぼりのポール)をスパナの手に差して、ぐるりん。一発でした。
やっとバラすことができました。こういった予想外のことでいつもかなり時間を食ってしまいます。ため息です。
非常に鮮やかな、(おそらく)キャンディ塗装のオレンジです。遠目ではわかりませんが、実はところどころ塗装がやられていて錆が出てきています。特にヘッドチューブはやばそうです。
リムーバーがなくなったので、新しく買いました。ホルツが良かったのですが、一時的に価格が上がっていたので、デイトナのリムーバーにしました。こちらも負けずに強力でした。
前回ロードフレームの剥離時に一度に全部塗ってしまうと乾燥してしまったり、大変なことを学んだので、今回はチューブ毎に処理していきたいと思います。
ズルズルと取れていきます。
数分で表面がムニムニしてきます。
この剥離クズが、どんなに小さくても肌に飛んでしまうと、じわじわピリピリとやけどのように痛みが走ります。メガネと手袋は必須です。
ひととおり剥離が終わったので、120番できれいにしていきます。
ペーパーがけは大変そうに見えますが、所詮自転車フレームの面積はしれていますし、剥離剤で弱くなっているので、思ったほどではないです。
ところどころにPrestoロゴの刻印があり、ロウ付けも非常に美しいです。
塗装を剥離したことで量販の安物ロードフレームとNJSビルダーのフレームの造りの差を見せられました。